シャドウバース失敗の原因はゲームバランスではない
始めに
シャドバは全盛期の時と比べユーザーが大幅に減少したゲームです。
ユーザーたちはその原因について「ゲームバランスが悪かった」と考える人たちが多いです。
しかし自分はそれだけでユーザーが激減したとは考えずらく、他の理由を考察しました。
目次
- そもそもなぜシャドバが流行ったか
- シャドバ衰退の最大の理由 飽きた
- シャドバ衰退の理由2 ネガキャン
- バランスが悪いけど人気だったゲーム
なぜシャドバが流行ったのか
そこで昔カードゲームを遊んでいたがスマホゲーに流れてた中学生~大学生男子を中心に流行したのがシャドバだったと考えています。
始めは昔カードゲームをやりこんだことのある人達が中心だったと思いますが、そこからカードゲームを少しやったことのある、もしくはやったことのない友達に拡散していきます。
かくして多くの学生男子を取り込むことに成功したのが、最盛期と呼ばれる時代だと思います。
シャドバ衰退の最大の理由
飽きた
飽きた理由を3つに分けてご紹介します。
飽きる理由 1
・3ヶ月1度しか更新が来ない
他のスマホゲーは2週間に1度イベントとガチャが更新されます。対してシャドバは3ヶ月に1度です。
既にスマホゲーに慣れてしまった日本人にとっては三ヶ月もの間、ただMPを上げるために代り映えのないカードゲームをするということ自体が退屈に繋がってしまったのです。
今ではアディショナルカードなどで小規模な更新は挟みますが、それでも他のスマホゲーには到底及ばない状況です。
飽きる理由 2
・マスターになったら途端にやることがなくなる
マスターまで行けば他に目指すものがなく、終わってしまうシステムだったのです。
これも今ではグランドマスターがありますが、人口減少が始まった後に実装されたので、ユーザー数維持にはあまり効果がなかったように思えます。
ユーザーに続けてもらうモチベーションが総合MPで貰える少ないアイテムか、ランキングに入れるようにガチで頑張る、だけでは多くの人はやめてしまっても不思議ではないです。
飽きる理由 3
・研究されつくした
大ヒットする対人ゲームは新鮮な研究というものがあります。
最近ではレインボーシックスやフォートナイトが当てはまるでしょう。シャドバも始めはそうでした。
マップや戦法の考察、強い建築のテクニックの研究など、日々戦い方が更新されてユーザーを飽きさせません。
しかし神々の騒乱以降のシャドバは、パックやナーフ直後以外では新しい戦法はあまり登場しませんでした。
既にバハムート降臨辺りで基本的な研究が進んで、定石が固定化しました。
多くの選択肢からくる戦い方の幅広さや、アクション性の高いゲームのように操作のテクニックがあるわけでもないので、結果的にただ同じ作業を繰り返すようなゲームになります。
他のゲームはストーリーやキャラクターをメインにしてそれを補っているのですが、シャドバはどちらも他のスマホゲーに比べると弱いです。
シャドバ衰退の理由 2
バランスが衰退の理由の一つになったことは否定しません。むしろバランスが極端に悪いことは事実でした。
特にワンダーランドドリーム期は「頭ワンドリ」というパワーワード誕生させるほどに凄まじい環境でした。
しかしバランスそのものが問題だったというより「シャドバはバランスが悪くてクソゲー」というイメージの悪さが広がってしまったことが原因だと考えています。
同じカードゲームの遊戯王やデュエルマスターズ、ヴァンガードも決して常にバランズか良いわけではないです。
ですが他のゲームとの違いは「バランス崩壊クソゲー」という悪いイメージを多くのプレイヤーが認識してしまったからです。
そうなるとユーザーの多くは「もう飽きてきたしクソゲーだし別ゲーやるか」となってしまうのです。
バランスは悪いが人気のゲーム
一時期バランスが悪いがそれでも人気だった対人ゲームはあります。
例えば
・CODMW2 グレネードランチャー
・CODBO2 ショットガン(レミントン)
・レインボーシックス ライオン、ブラックビアード
・フォートナイト ダブルポンプショットガン
・遊戯王 征竜、EMEM
・ヴァンガード オーバーロードジ・エンド
などなど他にもありますが数が多いので割愛します。
こうして見ると必ずしも「バランスが悪い=衰退」にはならないことがわかります。
まとめ
シャドバ衰退の最大の理由は
ユーザーを飽きさせたから
理由は
- 更新が少ない
- マスターになったらやることない
- 戦略の幅が少なくて研究するほどでもない
以上です。考察おわり。